マルイの放電器は充電が終わるとLEDが消えます。
しかし、実際は放電は止まっておらず、LEDが消えてからもバッテリー容量が無くなるまで止まりません。

バッテリー容量が完全になくなるまで放電したことを「過放電」と言います。ここまで放電すると、
たびたびバッテリーが完全に使えなくなる「転極現象」を起こすことがあります。
バッテリー1セル(電池1個)あたりの適正充電開始電圧は約0.9Vです。8.4Vのバッテリーは7セルなので、
0.9×7=6.3Vの時に充電を始めると、バッテリーの性能を十分に発揮でき、寿命も長くなります。

上の回路はマルイの放電器の中身です。抵抗とLEDの間に入っているのは、ツェナーダイオードという半導体素子で、
一定の電圧以下になると電流を流さなくなります。この充電器は、8.4Vのバッテリー専用に設計されていて、
ツェナーダイオードは約6.3Vでは電流を流さない物を使っています。
つまり、8.4V以外のバッテリーを使うと、放電しすぎた時にLEDが消えるのです。
電圧が6.3V以下になると、LEDが消えるようになっているのですが、セメント抵抗と単に並列回路になっているので、
図に黄色で示した経路で、電流が流れ続けてしまいます。

これらのことから、マルイの放電器を使用する際の注意点は
○LEDが消えたらすぐにバッテリーを外す
○8.4V以外のバッテリーには使用しない
の2つです。8.4V以外のバッテリーを放電する場合はその電圧専用の放電器を使用しましょ
う。